Alice

2007年3月19日 (月)

アリス 最終話 アリス裁判

女王:よし、この裁判の判決方法を変える。

イデア:判決方法を?

女王:今からマッドとリンダにそれぞれ『有罪』『無罪』の紙を持たせる。

     アリス、あんたが選んだ方に判決を言い渡す。文句ないだろう?

何よりも公平だし。自分で選んだ結果だ。

イデア:ダメだ。アリス、罠だ・・。

アリス:分かりました。

イデア:アリス・・・。

アリス:例えこれが罠であっても、私は私の運命に自分の未来をゆだねるわ。

       イデア、見ていて運命は変えられるって事を証明するから。

イデア:相手はハートの女王だ。気を付けろよ。

女王:決まったかい?じゃあ、始めるよ。

マッドとリンダどちらかが有罪でどちらかが無罪の紙を持っている。さあ、選ぶがいい。

    

アリス:私の運命が決まる・・・。

イデア:ハートの女王の狙いは何だ・・・。何かあるはず。

マッド:アリス。リンダが『有罪を持っている』だから私を選ぶといい。

リンダ:私が有罪を持っているかって?さあね、どうだろう?自分の目で確かめるといいよ。

     でもマッドは決してアリス、君の味方には付かないと思うよ。

だから君に有利な事は言いっこない。

アリス:マッドが無罪を持っている。マッドは私に有利な事は言わない・・・。

      困ったわ。一体どっちが無罪かしら・・・。

マッド:私が持っているほうが『無罪』だと言っているだろう。

リンダ:騙されるな。マッドは君の味方じゃない。

アリス:ああ!もう、どっちを選んでいいのか分からないよ。

女王:どっちでもいいよ。早く選びな。

イデア:マッドが言っている事が本当なのか、ウソなのか。

おかしい、ハートの女王は随分と余裕な顔をしているな。

まるでどっちを選んでも女王の思惑の通りって顔だ。

アリス:分かった。私はマッドの持っている方を選ぶわ。

イデア:まさか!いけない、アリス。選んでは罠だ!!

女王:マッドの方だね。よし。マッド、持っている紙を見せてご覧。

マッド:残念でした。私の方が持っているのは『有罪』です。

アリス:そんな・・・・。

イデア:やはりハートの女王の罠か。

このままではアリスがバラにされてしまう。

        そうはさせるか・・・。

        『時空の時計』よ。時間を少しだけ戻してくれ。この裁判の開始時にまで

(暗転)

イデア:時間が裁判開始まで戻った。この事は私以外誰も知らない。

        そして、『時空の時計』は24時間後まで使用は出来ない。

ジュディ:これより、『花園のアリス』の裁判をしま~す。

         なお、今回は裁判長であるイデアが被害者の為、

私が急遽代わりに裁判長って事なんでよろしく。えっと・・・。

じゃあ、早速、審議に入ります。

女王:コホン。おい、何か忘れてるだろ?

ジュディ:ああ、ハートの法典の前文ね。

あれいいや。長くなるから。

         そんなわけで審議

マッド:ハートの女王の前文をカットしちゃったぞ。

リンダ:ハートの女王はこれだけが楽しみで裁判をやっているのに・・・。

女王:ジョーカー・・私の前文がカットされちゃった。

ジョーカー:恐るべしでござる・・。

ジュディ:一同、静粛に。ではこれより、審議にはいる。

       くぅ~~!!快感!!これずっとやってみたかったんだよね。

      なお、判決はハートの女王陛下が決められる。

そして法廷での検事を「リンダ」弁護人を「マッド」とする。

では被告「アリス」前へ。

アリス:はい。

ジュディ:では検事は本件を述べよ。

マッド:花園アリスは「イデアの心」を間違いなく盗みました。

この事は『ハートの法典』の恋愛罪に当たるものと思われます。

我々はアリスを『バラの刑』になる事を求刑します。

ジュディ:弁護人マッド。これに関して異議はありませんか?

マッド:はい、異議はありま・・

イデア:OK、マッド。君はいいから休んでいて。あとは私がアリスの弁護人を受けるよ。

女王:ラビ!勝手なマネは許さないよ。

イデア:女王陛下、『ハートの法典』によりますと、

弁護人の代理を努める場合「裁判長」と「弁護人」の2人の合意を得られれば

変える事が許されております。

女王:そ、そんな事 書いたっけ?

ジョーカー:法典のこまごまとした内容はイデアが作りましたから・・・。

イデア:裁判長。許可をお願いします。

ジュディ:OK。イデア。許可する。

マッド&リンダ:軽っ!!

イデア:弁護人、マッド。許可をお願いします。

マッド:バカな、

私だって法を司るもののはしくれ、

この仕事に誇りを持っている。

『名誉』にかけても安易に許可はできない。

イデア:マッド、ただでとは言わない。これは私のほんの気持ちだ。とっておいてくれ。

マッド:これは『真実の鏡』!!

イデア:以前、君がリンダと取り合いになってた物だ。これを君にプレゼントするよ。

マッド:許可します。

リンダ:ズルイぞ!!マッド。

イデア:裁判長のジュディ、弁護人のマッドの2人の合意を得られましたので。

私が代わりにアリスの弁護人を努めさせて頂きます。

さあ、マッド、君はゆっくり休んでいてくれ。

ジュディ:イデア、やるじゃん。

イデア:さあ、リンダ、事の真偽を明かにするため、公平に戦おう。

リンダ:

いきなり賄賂つかいやがって、

何が公平にだ!!

イデア:アリス、私に弁護を任せてくれる?

アリス:うん!ありがとうイデア。

ジュディ:では弁護人代理のイデア。罪状に不服があれば述べなさい。

イデア:はい、まず先程リンダが述べたアリスがハートを盗んだと言う理由は

検事の憶測によるものであり、なんの証拠にもなっておりません。

リンダ:異議あり。

ジュディ:リンダ。

リンダ:証拠ならあります。2人で女王の庭園に入りました。

アリス:え・・・なんでその事を知って・・・

イデア:しっ。(アリスに)

異議あり。女王の庭園に入ったと言うのであればその証拠を提示してください。

リンダ:証拠・・・。私はイデアが度々、女王の庭園の鍵を持ち出しているという事実を知っている。

イデア:仮に私が鍵を持ち出した事が事実だとして、

アリスと一緒に入ったと言う証拠にはなりません。

リンダ:確かに・・・。

イデア:裁判長!本件は証拠不十分です。

リンダ:ぐ・・・。ならば、なぜバラが嫌いなお前が『女王の庭園』に入った?

イデア:それは・・・・。

リンダ:答えは、アリスがバラが好きだから。そうだろう?

イデア:それも憶測に過ぎない!!確かにアリスはバラが好きだと聞く。

しかしそのことと本件を結びつける事にはならない。

ペルシア:ちょっとその裁判待ちな。

リンダ:なんだ。ペルシア、お前は呼んでないぞ!!

ペルシア:堅いいこと言うんじゃないよ。その真偽。ハートの女王の庭園に

もし、二人が入っている姿を見たものがいれば、立派な証拠となるだろ。

イデア:ペルシア!!

ペルシア:どうしたいボーヤ。顔が青いよ。

ジュディ:ペルシア、2人で庭園にいた姿を見た人物を知っているの?

ペルシア:ああ、いっぱいいるよ。検事さえよければ証人喚問してみれば。

リンダ:おお!ペルシア、助かる。裁判長、検事側は証人喚問を許可します。

ジュディ:証人喚問?一体、誰を?

ペルシア:バラさ。あそこには何千何万のバラがいる。みんな真実を知っているはずだよ。

女王:あはは!馬鹿げている!!

ペルシア、バラにされた人間が

 どうやってしゃべる事ができるんだ?

 ちがうかい?

真実を知っていても

誰もこの法廷で話すことなんてできないじゃない。

ペルシア:ところができるのよねぇ。

      ハートの女王。

一人『真実の鏡』の力によって話す事ができるバラがいるのよ。

女王:なんだって!!

ペルシア:入っておいで。

マリー:ふう、全く相変わらず陰気くさい法廷ね。

女王:白バラ・・・。

イデア:マリー?

アリス:マリーって・・あのマリさん?

ジュディ:マリー、あなたに聞きます。

   イデアが女王の庭園に入ったと言う事実は本当ですか?

マリー:ええ、本当です。

ジュディ:ではイデアがアリスと一緒に入ったという事実は本当ですか?

マリー:アリス?聞いたことないね。イデアはいつも私に会いに来てただけ。

リンダ:ウソだ!!

マリー:あ~たバカね。あたくしの発言もウソだというのなら

     裁判にならないじゃない。

ちがくて?

リンダ:イデアをかばっているにすぎない。

マリー:なんなら。他のバラにも聞いて見たら?真実の鏡を使って。

イデア:裁判長、検事の申立てである

    『ハートの女王の庭園』に

私がアリスと一緒に入ったと言う真偽は

リンダの作り話だったという事が立証されました。

リンダ:ぐっ・・・・。卑怯だぞ。イデア。

イデア:ありがとう、ペルシア。

ペルシア:だから言っただろう。気をつけなって。

  世話のかかるボーヤだね。

ジュディ:検事の申立てはウソだと言うことが証明されたので、よって本法廷ではアリスを・・・

女王:待て!!!

ジュディ:女王?!

女王:ハートの杖よ。ジュディをバラに変えろ!

ジュディ:きゃあ。

イデア:ジュディ!!!

(ジュディ・バラに変えられる。)

女王:ジョーカー、もし裁判長が途中でなんらかの事故により

   裁判が続行不可能になった場合は

どういう法律だい?

ジョーカー:え・・・。

マリー:相変わらず汚いね。

女王:あんたも、黙ってな。邪魔だよ。

  (ハートの杖をマリーにふりかざす)

イデア:マリー!!

女王:バラが再びもとのバラに戻っただけだろう?

アリス:ひどい!!

ジョーカー:ハートの法典には裁判長が裁判中に事故にあった場合はかかれていません。

女王:そう・・なら仕方ないね。裁判長がバラになっちゃったんで、

あたしが代わりに裁判長を努める。

イデア:なんだって・・・。

ペルシア:相変わらずやり方が汚いね。

女王:よし、この裁判の判決方法を変える。

イデア:判決方法を?

女王:今から、マッドとリンダにそれぞれ『有罪』『無罪』の紙を持たせる。

     アリス、あんたが選んだ方に判決を言い渡す。文句ないだろう?

何よりも公平だし。自分で選んだ結果だ。

イデア:ダメだ。アリス、罠だ・・。

アリス:分かりました。

イデア:アリス・・・。

アリス:例えこれが罠であっても、私は私の運命に自分の未来をゆだねるわ。

       イデア、見ていて運命は変えられるって事を証明するから。

イデア:相手はハートの女王だ。気を付けろよ。

女王:決まったかい?じゃあ、始めるよ。

マッドとリンダどちらかが有罪でどちらかが無罪の紙を持っている。

さあ、選ぶがいい。

    

アリス:私の運命が決まる・・・。

イデア:さっき、アリスが選んだマッドの方は『有罪』を持っていた。

        これならリンダの方が『無罪』を持っている事になるが、

マッド:アリス。リンダが『有罪を持っている』だから私を選ぶといい。

リンダ:私が有罪を持っているかって?さあね、どうだろう?自分の目で確かめるといいよ。

     でもマッドは決してアリス、君の味方には付かないと思うよ。

だから君に有利な事は言いっこない。

アリス:マッドが無罪を持っている。マッドは私に有利な事は言わない・・・。

       困ったわ。一体どっちが無罪かしら・・・。

マッド:私が持っているほうが『無罪』だと言っているだろう。

リンダ:騙されるな。マッドは君の味方じゃない。

アリス:ああ!もう、どっちを選んでいいのか分からないよ。

女王:どっちでもいいよ。早く選びな。

イデア:アリス!リンダだ。リンダの持っている紙を選べ。

アリス:分かった。私はリンダの持っている方を選ぶわ。

イデア: おかしい、ハートの女王は随分と余裕な顔をしているな。

まるでどっちを選んでも女王の思惑の通りって顔だ

女王:リンダの方だね。よし。リンダ、持っている紙を見せてご覧。

リンダ:分かりました。女王様

イデア:ちょっと待ってください。アリスが選んだのはリンダの紙です。

先に、マッドが持っている方紙を見せて貰ってもいいでしょうか?

女王&双子:ええ!!

女王:ラビ、何を言っているの?

イデア:何か不都合でもおありですか女王陛下。

女王:不都合・・・なんてないけど。

イデア:まさか、民集から慕われ敬われております女王陛下に限って

両方とも『有罪』を持っているなんて事はございませんでしょう。

女王:ドキ!まさか・・・そんな、おほほほ

マッド:ああ、バレバレだよ、ハートの女王、自分から『ドキ』とか言っちゃってるし。

リンダ:イデアの方が一枚上手だったね。

イデア:それとも女王陛下、マッドから見せる事に何か不都合な事でもあるのでしょうか。

女王:いや、別にないけどさぁ・・。

ペルシア:つべこべ言わないでさっさと見せなよ。

(マッドから紙を取り上げる。)

マッド:あ、返せ!

ペルシア:アリス、マッドの持っている紙は『有罪』だ。

イデア:と言う事は、リンダが持っている方が『無罪』ですね。アリスは『リンダ』を選んだ。

       アリスは無罪になったぞ。

アリス:やった!ねっ?運命は私に味方したでしょう。

イデア:ああ、アリス。ハートの裁判始まって以来、君が初の無罪だ。

        君の運命の女神はよほど強いみたいだね。恐れ入ったよ。   

女王:この役立たずどもめ!!裁判で負けてるんじゃないよ。

ペルシア:あんたもしつこいね。それより、バラにされたジュディ、マリを早く元に戻しなよ。

女王:まだ裁判は終わってない。

アリス:え?

女王:おいでトランプ兵士。アリスをひっ捕らえろ!

(フルハウス登場)

イデア:待ってください。女王!!アリスは無実です!

女王:まだアリス本人の口からなにも聞いてないだろ?

マッド: アリスに選らばせるんじゃなかったけ?

リンダ:応生際が悪いぞ!女王。

スペードのA:さあ、観念しろ。

イデア:アリスに障るな!!

女王:ラビ!!

(イデア フルハウスを次々倒す)

ジョーカー:まさか・・・イデアがこんなに強かったとは・・。

イデア:裁判が終わってないのであれば、アリスはまだ処罰される理由はない。

       力ずくでというのであれば、こちらも戦うまでだ。

アリス:イデア。

⑳『異界のランプ』

女王:ジョーカー、アレをもってこい。

ジョーカー:アレとは。なんでござるか?

女王:『異界のランプ』だよ。

ジョーカー:異界の・・・いけません。女王陛下。アレだけはお使いになっては。

女王:いいからはやく持ってきな!!

ジョーカー:い、イエッサー。

女王:私が持っている秘密の『不思議アイテム』は

   『ハートの杖』

   『隠れマント』

   『時空の時計』

   『影縛りの剣』

   『真実の鏡』

   の5つ。

マッド:おい・・・。秘密の割には全部ばらしているぞ。

リンダ:しかもそのうち4つも他人の手に渡っているし。

女王:でもね。実は幻の6つ目のアイテムが存在するのよ。

マッド:聞いたか?幻の6つ目だって。

リンダ:持っている時点で幻ではないだろう。

女王:できればこのアイテムだけは使いたくなかったわ。

そのアイテムはね。あまりの恐ろしさに禁じアイテムとされているの。

そう、世界すらも滅ぼしかねないからね。

マッド:使うつもりだ。絶対、あの女王使うつもりだ。

リンダ:世界を滅ぼしかねないのに使うなんてとんでもない。

女王:オダマリ!!!

   いいかい。よくお聞き。この『異界のランプ』は、この世界とは全く別の世界から

   魔法が使える魔人の王、魔王を呼び出す事ができるのよ。

マッド:何考えているんだあの女王。とんでもないアイテムを取り出したぞ。

リンダ:確実にやばい。あの変態のせいで世界を滅ぼされてたまるか。

ジョーカー:女王陛下。そのアイテムだけはやめてください。

イデア:アリス・・いますぐ逃げるんだ。

アリス:え。イデアは?

イデア:私はここに残る。早く、みんなを連れて逃げろ!!

女王:しゃらくせえ!!!もう遅いよ。

   さあ、異国の魔人よ。出てくるがよい。

   ハートの女王の名の元に今、召喚する。

出でよ。魔界の王『バッハハー』

一同: ・・・・・・・・・。

マッド:おい・・何も起きないぞ。

リンダ:拍子抜けだよ。

ジョーカー:女王陛下。何も起きませんが・・・。

女王:おかしいね。おい、出て来い。バラに変えるよ。

バッハハー:ふああ~なんじゃ。そなたか私を呼んだのは。

マッド:・・・あれか、世界を滅ぼすほどの魔王って。

リンダ:まさか。でもあれしか新キャラはいないし。

バッハハー:まあ、よい。余は眠いのじゃ。

   またあとでにしてくれ。ではさらばじゃ。

マッド:おい・・何もしないまま帰っていくぞ。

効果音『ち~~~~ん』  (^^:::

ジョーカー:女王陛下。禁じてた理由がたった今、わかりました。

このランプ、全くつかいものにならないからでござる。

マッド:よかった。女王がバカで本当によかった。

リンダ:ああ、とんでもない事になりかけた。

イデア:とにかく。覚悟だ。

ジョーカー:隙あり!

イデア:うっ・・・しまった。油断した。

ジョーカー:イデア・・お主の負けだ。もう降伏しろ。できれば拙者、お主とは戦いたくはない。

マッド:おい、にっくきイデアがジョーカーによって身動きできなくなったぞ。

リンダ:今がチャンスだ。積年の恨みはらさでおくべきか!!

ジョーカー:近づくな!これは拙者とイデアの決闘でござる。

もし近づくのであれば貴様らを斬る。

マッド:いやだな・・ジョーカー冗談だよ。

リンダ:そそ。冗談。

ジョーカー:もう降伏しろ。貴様はよくやった。

  できれば拙者は貴様を斬りたくはないでござる。

イデア:ジョーカー。君とは長いつきあいだったな。

     でも、降伏はできない。

ジョーカー:なぜ、そうまでしてはむかう?

イデア:いつか、

    君にも分かるはずだよ。

女王:おお、ラビ、かわいそうに。あなたまだあのアリスとかいう小娘に騙されているのね。

もういいの。目をおさまし。私はもう怒ってないわよ。

だから私のもとへ帰っておいで。

今からでも遅くはない。その小娘は私のかわいいラビの心を盗んだ。そうでしょ?

その小娘には重い処罰を与えてあげるわ。

たった一言、その小娘の事を「嫌いだ」と言えばアリスは助けてあげる。

それとも、「好きだ」と言ってその娘をバラにするつもりかい?

お前の昔の仲間達のように。

マッド:あいつ卑怯だぞ。

リンダ:最低だ。

女王:おだまり!!ラビ、どっちを選んでもいいのよ。あなたの本心をいいなさい。

イデア:私の・・・本心。

ジョーカー:イデア・・・。すまない。

アリス:イデア・・・。あなたの言葉なら、どっちを選んでも、

どうなろうとも私は後悔しないよ。

だからそんな暗い顔をしないで。

イデア:アリス・・・。

アリス:イデアと初めてあった時からそうだった。イデアはすごく寂しい目をしてたわ。

      私はイデアの笑顔がみたい。

    だから、そんな寂しい目をしないで。

イデア:私は、周りから「嘘つきうさぎのイデア」と呼ばれていた。

    私の言葉は誰も信じてくれない。

     でも、その方が楽だったんだ。

     その方が誰も傷つけずに済むから。

     

     でも・・・君の心を傷つけてしまった時、本当に後悔した。

     君はいつも私を信じてくれてたね。

     すごくうれしかった。

アリス:イデア。

イデア:アリス・・・。

    私に最後の勇気をくれ。

アリス:勇気?

イデア:そう、今でも、私はハートの女王が怖くてたまらない。

     だから。

たった一言でいい。

どんな未来にも負けない勇気を。

     アリス・・。

     

     君の言葉が聞きたい。

     

    あの時、ハートの女王の庭園で君が言いかけた言葉。

     もし、今でもあの時と同じ気持ちであるなら、最後に聞かせて欲しい。

アリス:イデア・・・。

    ・・・・。

    私・・・

    私、 イデアの事が好き。

イデア:ありがとう。アリス。

    

ハートの女王。聞きましたか?

     私は、アリスの心を盗みました。

     どうぞ罰してください。

アリス:イデア!

イデア:私はアリスの事をウソでも嫌いとは言えない。

    バラは嫌いだけど。

   アリスが好きなバラになれるのなら。

 

そんな未来も悪くないかな。

女王:ふざけんじゃないよ。イデア。黙って聞いてればいい気になりやがって。

そうかい!

そんなにバラにしたいのなら今すぐ変えてあげるよ。

アリス:待って。

ジョーカー:いけないアリス。(とめる)

イデア:マリー、みんな。

     助けてあげられなくてごめんな。

    アリス。

    君に出会えて本当によかったよ。

    ・・・ありがとう。

アリス:イデア!!!!

ペルシア:・・・・バカなボーヤだねえ。

ジョーカー:イデア・・・。お主、最初からバラになる覚悟でござったか・・・。

ペルシア:でも、自分の気持ちにウソをつくこんな時代に2人を巡り合わせたなんて、

    運命とは皮肉なもんだ。

アリス:イデアが、イデアがバラにされちゃったよ。

女王:せっかく私が望むがままになんの不自由もなく面倒みてやったのに、

他の女に目がいくなんて私の恩を仇で返しやがって。

所詮はバカなうさぎだ。

アリス:ハートの女王。

女王:なんだ、もうお前なんかに用はないよ。さっさと消えな。

アリス:イデアの事を悪く言わないで!

女王:何言ってるんだ?お前もバラにされたいのか。

アリス:イデアはバカなうさぎじゃない。

      イデアは本当はすごく優しい心を持った人なの。

     だから、イデアの事を悪く言ったら。例え誰でもあたしが許さない!

女王:アハハ。あんたも相当バカだね。

     イデアが優しい心を持った人間?

     あんたはイデアに騙されてただけだよ。

     あいつは自分の為ならどんな嘘でも平気でつける人間だ。

アリス:違う!イデアの目は優しかった。

女王:昨日今日知った人間に何が分かるんだい?

     なぜイデアがウサギだったのか知ってるかい?

     あいつの仲間はみんなバラに変えてやったんだけど。

     なかなかいい男だったんでね。

     バラにするのは勿体なくてウサギにしてやったのさ。

     あいつは自分を守るために仲間を売った人間なんだよ。

アリス:信じない。イデアはそんな人間じゃない。

女王:人間はね。自分が一番大事なんだ。どんなに大切な人でも最愛の人間だって

     自分の為なら平気で裏切れるんだよ。

     恋愛なんて自分の中で作り出した幻想にすぎないんだ。そうだろう?

アリス:違うわ。イデアは必死に守ろうとしていた。

      バラにされた仲間も

      花園のみんなも

      そして・・・私も。

      イデアは自分の人生を捨ててもみんなを守ろうとしていた。

女王:くだらない。お前もいつか気がつくだろうよ。

恋なんてするだけ苦しいだけって事に。

そしていつか裏切られて傷ついていくのさ

     

アリス:恋はきっと苦しい事や辛い事だけじゃないよ。

      楽しい事や幸せな事だっていっぱい与えてくれる。

      それにどんなに辛くたって私が巡り会えた大事な人を想う気持ちだけは

      大事にしていたい。

      どんなに傷つけられたって辛くたって

私はイデアを好きになれてよかったって思えるから。

      例え、誰になんて言われようとも私はイデアを信じる。

女王:楽しい事や幸せな事・・・・。

イデアを信じる・・・。

ふん!本当に口の減らない小娘だね。

二度と生意気な口が利けないようにバラにしてやるよ。

ペルシア:ちょっとまちな。

女王:ペルシア。

ペルシア:アリスに何かしたらあたしが許さないよ。

女王:なんだと?

ペルシア:アリス。

あたしもあんたやイデアと一緒さ。

あたし以外の仲間はみんなバラにされてしまった。

      

アリス:ペルシアさん・・

ペルシア:アリス、この時計はボーヤの形見だ。

大事に持っててあげな。

アリス:形見。

女王:なにが形見だ。その時計はもともと私のもの。

よこしなペルシア!!

     なめやがって。こんな時計。

ぶっ壊してやる!!!(といって叩きつける)

アリス:あぁぁ。時計が・・・。

ペルシア:ひっかかったね。ハートの女王。

女王:え・・・し、しまった・・・まさか。図ったなペルシア。

マッド:どうなってるんだ。

リンダ:女王がとまったぞ。

ジョーカー:ハートの女王が動かなくなってしまったでござる。

ペルシア:そう、これがハートの女王すら知りえなかった『時空の時計』のもう1つの能力さ。

     『時空の時計』は壊した人間の時を永遠に止めるんだ。

マッド:なんでペルシアが知っているんだ・・そんな事。

リンダ:あいつ何者?

アリス:時が・・・女王の時が止まった。

ペルシア:この世界はハートの女王が「ハートの杖」で作った偽の世界。

    ハートの杖はただバラに変えるだけのアイテムじゃない。

    本来はモノの形を、世界すらも持っているものの好きなように形を変える杖なのさ。

   

ジョーカー:見ろ!白バラが咲いているでござる。

アリス:白いバラの花言葉は「私はあなたにふさわしい相手」

      イデアが教えてくれたの。

ぺルシア:マリーもアリスとイデアを祝福しているんだね。

アリス:マリーさん。ありがとう。

ペルシア:人が人を自由に想えない国なんて。

こんな世界、あっちゃいけないんだ。

      愛があるからこそ、人は孤独から解放されるんだろう?

アリス、この『真実の鏡』でこの世界を移してご覧。

マッド:あ、俺の鏡!!ペルシアいつの間に?

ペルシア:真実の鏡は本来の姿を映し出すもの。

      『不思議アイテム』の本来の力を引き出せるのは

真実の恋に巡り会えたものだけなんだよ。

          

ジョーカー:ハートの女王はもとの世界に戻されるのを恐れていたでござるか

        だから恋愛を禁止してしまったったでござる。

マッド:なるほど。だから俺たちに『真実の鏡』をくれたんだ。

リンダ:俺たちなら永遠に真実の鏡を使いこなせないもんね。

アリス:真実の鏡・・分かった。やってみる。

ペルシア:『真実の鏡』は、女王の作り出したこの世界を本当の世界に戻す。

(アリス真実の鏡を手に取り世界を映し出す。)

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アリス 第11話 バラにされた夜

⑮場 面『ジャバの家』

アリス:・・・・ジャバ、なんでバラにされちゃったの。

私、ジャバともっともっとお話したかったよ・・。

この帽子ね。ジャバがこの前の誕生日じゃない日にくれた帽子だよ。

ジャバはなんで誕生日じゃない日に祝ってくれたのかな。

イデア:アリス!!

アリス:イデア?

イデア:ようやく見つけた。こんなところにいたのか。

アリス:うん。ここはね。私とジャバの思い出の場所なんだ。

イデア:アリス・・・、時間がない!今すぐ、どこかへ身を隠してくれ。

アリス:え?どうしたのイデア。

イデア:ハートの女王が、花園全てをバラに変える気だ。それも今夜。

アリス:それは大変!!急いでみんなに伝えなきゃ!!

イデア:・・・・。(きょとん)

アリス:イデア、どうしたの。早くいかなきゃ!!みんなバラにされちゃうよ。

イデア:アリス、君は私の言った事を信じてくれるのかい?

アリス:信じるもなにも、当たり前でしょ。なんでそんなことを言うの?

イデア:何でもない。ありがとう。

そうだ、君から伝えればきっとみんな信じると思うんだ。急いで花園へ向かおう。

アリス:うん。

⑯『花園』

アリス:みんな・・いない。

ペルシア:遅かったね。

あんたがどこかへ行っている間に独り残らずバラにされて

王宮につれていかれちゃったよ。

イデア:ペルシア。

アリス:みんなは?みんなはどこなの?

ペルシア:イデア、全部お前のせいだよ!

イデア:私の・・・?

ペルシア:ハートの女王に隠しているつもりでいたら大間違いだ。

ハートの女王はとっくに気づいているんだよ。

イデア:まさか・・・。

ペルシア:それにあんたが『嘘つき』じゃなかったら

    花園は信じていただろうね。ボーヤの話をさ。

イデア:私の・・・私のせいで。

アリス:違う!!!イデアのせいじゃない!!

ペルシア:?!

イデア:アリス・・?

アリス:イデアは嘘つきじゃないし、

    イデアは何も悪いことなんてしてないよ。

    イデアの事を悪く言ったら許さない!

ペルシア:アリス、いい表情(かお)するようになったね。

ボーヤ、悲しんでる場合じゃないよ。

ハートの女王の狙いはアリスだ。このままじゃ無事に済まないよ。

イデア:ペルシア、私は・・私はどうしたら。

ペルシア:自分で蒔いた種だろ?自分で考えな。

    蒔いた種がバラの花になる前にね。

    (退場)

ハートのA:アリスを見つけました。

ジョーカー:ご苦労でござった。

イデア:ジョーカー・・。

ジョーカー:イデア?なんでこのようなところへ。

イデア:それは・・・。

ジョーカー:アリス、お前を恋愛の罪で捕らえる。

アリス:私を?

イデア:ジョーカー!やめてくれ。彼女はジャバを失い、

花園の仲間すらを失ってしまった直後なんだ。

ジョーカー:残念でござるが、いかにお主の願いとてききかねん。

これはハートの女王陛下直々の命令でござる。

イデア:頼む!ジョーカーこの通りだ。

ジョーカー:なぜお主がそこまでしてこの娘をかばうでござるか。

イデア:アリスは私と一緒なんだ。

ジョーカー:一緒?

イデア:私も・・・マリーを失い。仲間をみんなバラに変えられてしまった。

独りぼっちになってしまったアリスは私と一緒なんだ。

アリス:イデアも・・・独りぼっちだったの?

ジョーカー:気持ちは察するが、拙者の力ではどうしようもないでござる。すまぬ。イデア。

      おい、連れて行け!いいか、この娘を丁重に扱え。

ハートのA:イエッサー。

⑰『王 宮』

イデア:納得いきません。女王陛下。

なぜ、花園を全てバラに変えなくてはいけなかったんでしょうか。

そして・・・アリスまでも。

女王:・・・ラビ

イデア:なんでしょうか、女王陛下。

女王:あなた、アリスとかいう小娘に随分と親切だけど、

まさかこの国の法律を忘れたわけじゃないだろうね。

イデア:私がでございますか。まさか。アハハ、この国の法律ちゃんと覚えております。

    いかなる理由があろうが、人に恋をする事を禁じる。

やぶればその恋をしたものを処罰するでございましたね。

女王:ああ・・さすがはラビ。なんて賢い子なの。

そうよ!いいかい、恋愛はこの国にとってもっとも大きな罪。

特定の誰かを好きになるなんてこんなに不平等な事はないと思わない?

そして、相手の心を奪うなんて許しがたい窃盗行為だわ。

イデア:全くです。女王陛下ともあろう方が、私がアリスを好きなわけないじゃないですか。

女王:はっきり聞けて嬉しいわラビ。でもね、証拠がみたいの。

イデア:証拠?!と言いますと。

女王:なに、そんなに難しい事じゃない。

あなたの今の言葉をアリス本人の前で言えばいいのよ。

イデア:あはは、何を心配されているのですか、女王陛下ともあろう方が。

女王:ああ、ラビ。あなたは誰よりも賢くて気高い。私もあなたを疑うのは不本意なの。

   だから見せて、アリスの前で私に言った言葉が本当かどうか。

   あなたの苦しむ姿をこれ以上はみたくないのよ。

イデア:女王陛下、そんな行為ばかげております。なんの意味も持ちません。

女王:そうかしら。ものすごく大きな意味があると思うわ。だってその言葉によって。

   アリスが永久にバラになってしまうか、

それとも人間のままでいられるかが左右されるのだから。

イデア:・・・分かりました。では失礼します。

女王:ペルシア、隠れてないで出ておいで!

ペルシア:あなたも本当に意地悪な人ね。

  あのボーヤの気持ちを知っててあんな事をいうんだから。

女王:お黙り、私の愛するラビが花園の小娘に心を奪われたなんて許せない。

   ラビの心を動かす人間なんてこの世に必要ないの。永久にバラにしてあげるわ。

   そうすれば、またラビの心は私に向けられるの。

ペルシア:人の心はそう簡単に動かせるものではないわ。

⑱場 面「女王の庭園」

マリー:イデア、浮かない顔をしてどうしたの。いつものあ~たらしくないわね。

イデア:私は・・一体どうしたらいいんだ。

マリー:イデア、あ~た恋で悩んでいるのね。

イデア:分かるのか?

マリー:ええ、恋に悩んでいる人の顔は不思議とみんな同じ表情をしているの。

本人は全く気がついてないけど。

イデア:マリー、君は恋をしたことがあるのか?

マリー:さあね。どうだったかしら。でも恋に悩んでいる人の顔は大勢見てきたわね。

イデア:恋愛禁止のこの国で?

マリー:恋はしようと思ってするもんじゃないわ。法律で禁止であろうが、

する時はしてしまうものなの。

恋に悩んでいるモノはみんな自分の気持ちに不安になる。

いらない心配までしてしまうものなの。

イデア:私は、本人の前で「好きではない」事を宣言しなくてはならない。

    でないと、その人は永久にバラに変えられてしまうのだ。

マリー:想いをよせる人からそんな言葉を聞かされるのは残酷なもの。

言われた相手はきっと、ひどく傷つくでしょう。

イデア:私は一体どうしたらいい!!全て私のせいだ。私のせいで心を傷つけてしまう。

    どうしたら、彼女を守れる?教えてくれ!

マリー:あ~たが感情をそこまで荒げるなんて、はじめてみたわ。よほど素敵な相手なのね。

イデア:ああ、彼女の・・アリスの幸せを心から願いたい。その為にはなんでもする。

    たとえアリスに嫌われようとも、私はアリスを守りたい。

マリー:あ~たが羨ましいわ。イデア。

人は生涯のうちでそんな素敵な相手に一体何回出会えるのでしょう。

イデア、今の恋を大事にしなさい。

イデア:どうすればいい。

マリー:イデア、その恋にまっすぐな気持ちで向き合えばいいんじゃないかしら。

    自分の心に嘘をつこうとするから悩むの。正直な気持ちと向き合えば、

自分のやるべきことがおのずとみえてくるでしょう。

イデア:私のやるべきこと・・・・。

マリー:恋愛の形は十人十色よ。イデアが大切に思った気持ちは誰にも否定できないの。

    それがハートの女王でも。イデア自身にもね。

イデア:・・・そうか!マリー、ありがとう。もう迷わない。

君のおかげで、私のやるべき事がみつかったよ。

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2007年3月18日 (日)

アリス 第10話「嘘つきイデア」

⑬場面『王宮通路』

ペルシア:ボーヤ。あんた女王のバラの庭園に入っただろ?

イデア:ペルシア。見てたのか?

ペルシア:さあてね。

イデア:女王に報告するつもりか?

ぺルシア:よしてよ。あたしは別に女王の部下でもないの。報告なんてする気はないわ。

    でも、あまりあの庭園には近づかない事ね。私だからよかったものの。

    他の誰かに見られてたら大変な事になるわよ。

イデア:ああ、気をつけるよ。忠告ありがとう。

ペルシア:特に双子から奪った真実の鏡は隠しておきなさい。

女王の耳に入ったら、例えボーヤでもヤバイわよ。

イデア:知っていたのか?

ペルシア:その鏡の使い方もね。

イデア:教えてくれ。まだ能力が弱いみたいで・・。

ペルシア:教える?ふん、冗談じゃないわ。自分で見つけなさい。

私があなたに鏡の使い方を教える義理なんてなくてよ。

イデア:という事はやはり、この鏡にはまだ隠された力があるということか。

ペルシア:でもひとつだけいい事を教えてあげる。女王はね。

あなただけにはその鏡を手に渡したくなかった。

だから双子にあげたのかもしれないね。

イデア:私だけには?

ペルシア:そう。だからもし真実の鏡がボーヤの手に渡ったとなると確実に取り上げられるわ。

     真実の鏡を手にした事を知っている者を今のうちに口止めしておきな。

    

イデア:一体、どういう事だ。私と鏡と何か関係があるとでもいうのか?

ペルシア:アハハ~。『嘘つき』が『真実』を手に入れたなんて傑作だわ。

イデア:待て!ペルシア。質問に答えろ!!

ペルシア:そうそう、さっき盗み聴きしちゃたんだけど。

知っている?ハートの女王が。とうとう、花園の住人全てをバラに変えるって。

イデア:!?嘘だろう?

ペルシア:信じる信じないは勝手さ。

でもさっきジョーカ-にトランプの兵隊を全部集めるように命令してたわ。

イデア:大変だ。恐れていたことが起きてしまった。いつやるつもりだ?

ペルシア:それはボーヤが女王に聴いたら?

ああ~そうそう!それと、今の恋は諦めなさい。その方がお互いの為よ。

⑭場 面「花園」

ビビ:ううっ・・・・。ジャバが。ジャバがバラにされちゃったよ。

公爵夫人:王宮のやつら・・私たちを一体なんだと思っているの。

ビスケ:このままでいいんでしょうか。いずれ、みんな花園の住人はバラにされてしまいます。

ビビ:ジャバはジャバがバラにされちゃったのは私のせいだ。

公爵夫人:自分を責めるのはよしなさい。あなたのせいじゃないの。

ビビ:だったらなんでジャバはバラにされなきゃいけなかったんですか!

クッキ:悪いのは全部、王宮の奴らだよ。もう我慢できない。

こうなったら『革命』を起こして王宮の奴らをギャフンと言わせましょう。

公爵夫人:馬鹿な事を言うんじゃないよ!!ジャバがバラにされしまったのは、本当に残念だ。

私たちに出来る事は、ジャバの分までしっかり生きる事なの。

ビビ:アリスは?アリスはこんな時にどこへ行ってしまったの。

公爵夫人:独りになりたいって行ってどこかへ出かけてしまったわ。

分かってやって、あの子もビビと同じように辛いのよ。

さあ、もうおやすみビビ・・。これ以上は身体に毒だわ。

(イデア登場)

イデア:待ってください!

ビスケ:あなたは?王宮の人間が花園へ何しに来たの?悪いけどかえって頂戴。

イデア:夜分にすみません。どうか私の話を聞いてください。

クッキ:あら、馬鹿げてる!ジャバの事について裁判官が弁明しに来たって訳?

悪いけど聞きたくないわ。

イデア:違うんです。ジャバの事は本当に残念でした。でも私が言いたいのは・・

ビスケ:いい加減にして頂戴!!あんたの顔なんか誰もみたくなんかないのよ。

いいからさっさと帰って。

イデア:時間がないんです。

公爵夫人:みんな落ち着いて。イデア、一体どうしたの?

イデア:ハートの女王が、今夜、花園すべてをバラに帰るつもりです。

ビスケ:なんですって!!

クッキ:ふざけている。あなたそれで平気なの?

イデア:平気なわけがありません。だから一刻も早くここから逃げてください。

公爵夫人:ちょっと待ってイデア、変ね。その話が仮に本当だとすると、

なんで王宮のあなたがわざわざ逃げろって私たちに知らせてくるの?おかしくない?

イデア:もうこれ以上。この国で女王にバラにされる人間をみたくないんです。

公爵夫人:あなたの事は存じていますわ。『嘘つきイデアさん』って陰で言われてるみたいね。

残念だけど、私はあなたの言っている事が信じられないわ。

イデア:信じてください。時間がないんです。

公爵夫人:ジャバが処刑されて、次が裁判もなしに花園全員をバラに変える?

おかしな話ね。納得いかないわ。

イデア:ジャバは判決が決まった後、力づくで兵士を倒しました。

女王は今後またそういう者が花園から出るのを恐れているんです!

私も最善をつくしました。女王を必死にとめました。でも、力が及ばなかったんです。

公爵夫人:悪いけどイデア。その話を信じろと言われてもここにいる全員、誰も耳を貸さないわ。わざわざ心配してくれたみたいだけど、もうお帰り願ってもよろしいでしょうか?

イデア:本当なんです!信じてください。そうだ。アリスは?アリスはどこにいますか?

アリスにこの事を伝えさせてください。

公爵夫人:申し訳ないのですが、アリスはここにはいません。

ジャバがバラにされて独りで悲しんでいるの。

そして、もう2度とアリスに関わらないでください。

あなたの存在自体がアリスにとって迷惑なんです。

イデア:私の存在が・・・。

公爵夫人:では、ごきげんよう。

ビスケ:なんて人なの。私たちまで騙そうとするなんて。

クッキ:本当にあいつ許せないね。なんだか余計、腹がたってきたよ。

公爵夫人:さあ、みんなもうお疲れでしょう。いいから先に休んで。

ジャバへの追悼はまた後日改めてやります。

私は、アリスが戻ってくるまで待っています。

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2007年3月16日 (金)

アリス 第9話 ジュディとマリー

⑪場 面『ジュディの恋』

ジュディ:よう!イデアどうしたマジ暗い顔して。

イデア:別に。なんでもない。この通り元気さ。

ジュディ:アハハ。だよねえ。イデアに暗い顔はらしくねぇ~し。

イデア:そうだった。

ジュディ:もしかして、あのジャバの裁判で悩んでるの?

イデア:まさか、そんなわけないだろう。誰がバラにされようが私には関係ない事だ。

ジュディ:だよねえ!!バラにされるのが嫌だったら最初から恋愛なんてすんなっつ~の!

イデア:それでも、人は恋をしてしまう。皮肉なものだな。

ジュディ:どうしたん?なんかおかしくない?イデア。

イデア:なんてね。ちょっと言ってみたかっただけ。

ジュディ:な~んだ。アハハ。またイデアにウソつかれた。

イデア:ジュディは恋をしたことはないのか?

ジュディ:えっ?

う~~~ん。一度だけあるかな。

でもさ、疲れちゃった。結局、恋なんて疲れるだけ。

マ~ジくだらない。

イデア:くだらない・・・か。

ジュディ:イデア。なんか変だよ。どうしたん?

もしかして恋してるとかいうオチ?

イデア:私が?まさか。そんなわけない。

ジュディ:ふぅ~ん。あんたさぁ。

自分の気持ちを殺したからこそハートの女王に気に入られたんだろ?

     誰に恋心を抱いたか知らないけど。バカな考えは止めなよ。

     今までの苦労を無駄にする気じゃないだろ。

イデア:ジュディ。大丈夫だって。そんな事は間違ってもあり得ないから。

    恋などと低俗な事をするわけない。すまない、ちょっと急ぐんだ。

⑫場 面『女王の庭園~夜』

イデア:真実の鏡か。どんな効果があるのかは知らないが。

私の心の真実をも映し出す事があるのか・・・。

イデア:この庭園に来ると、胸が痛む。私のせいで大事な友達を・・・。

    マリー、私は一体どうしたらいい。

    あの時から私の心の時間は止まってしまったままだ。

イデア:・・・・・鏡?鏡から光が溢れ出している。

(鏡の歌 挿入)

マリー:ハ~イ!!イデア。久しぶり。

イデア:マリー?マリーなのか?

マリー:あ~た、どうしたのよ。落ち込んじゃったりしてらしくないわね。

イデア:あはは、ウソみたいだ。

マリー:ウソはあんたの言葉でしょ。

イデア:もしかして、真実の鏡の力のせいか・・。

マリーのかけられた呪いが解けたと言うのか?でも、なんでまだバラのままなんだ。

マリー:どうやら鏡の力がまだ弱かったようだね。でもまたイデアと話が出来て嬉しいわ。

イデア:ああ、私もだ。マリー。もしかしたら、他のバラにされた人間も戻るかもしれない。

マリー:あ~た、バカね。そんな事したらすぐハートの女王にバレてしまうわ。

イデア:そうか・・・。

私のせいで、そんな姿にしてしまってごめんよ。

マリー:イデアのせいじゃないわ。

それにバラになって生きていくのも悪いもんじゃないわよ。

少なくとも恋すらできないこんな世界で生きているよりかはね。

イデア:強いな・・マリーは。

マリー:あ~たのが強いわよ。バラにされても王宮の噂は聞こえてくるわよ。

世間ではあ~たのことをあまりよく思われてないみたいだわね。嘘つきイデアさん。

イデア:やめてくれ。その話は。

マリー:世間では仲間をみ~んなバラにされてしまったのに、

自分だけ助かろうとハートの女王にゴキゲンを取っているとか

陰口を叩かれているけど。

嫌いな相手のゴキゲンを取る事がどれだけ辛いのかを知らないだけ。そうでしょ?

あ~たがそうまでしてウソをついている理由は・・。

イデア:その先は言わないでくれ。

ありがとうマリーでもいいんだ。

マリー:そうなの?

イデア:マリーまた時々ここへ遊びに来るよ。

マリー:ええ、待っているわ。もっともバラにされてしまった身では待つしかないけど。

イデア:すまない。でも、いつか君を。みんなをまたもとの姿へ。

マリー:イデア、みんなの事を考えるのもいいけど。自分の心にウソをつくのはやめなさい。

    自分の心にウソをついているとね。不思議と、ウソが本当になっていくの。

    この意味分かるでしょう?

イデア:ああ、でも遅かったかも。大事な人にまでウソをついてしまった。

きっと、もう嫌われてしまったかもしれない。

マリー:それはいけないわ。早く相手の信頼を取り戻さないと。

イデア:もういいんだ。

マリー:もういいような相手なの?

イデア:私とその子とでは住む世界が違いすぎる。これ以上は彼女を苦しめるだけだ。

マリー:そう・・・・。

人はね。生き続ける限り、誰でも孤独と一生懸命戦っているの。

イデア:・・孤独?

マリー:生きるということは本当はすごく辛い事だし、格好悪い事なのかもしれない。

でもね。生きている限り孤独から目を背けてはいけない。

きちんと向き合っていかなくちゃ。

イデア:マリー。

マリー:イデア、あの日からあーたは自分自身にずっと嘘をついて生きてきたわ。

けど。それで何か得るものはあったの?

イデア:得るもの?何も・・・何もなかった。

マリー:人は誰しも 時々、孤独という大きな不安に押潰されそうになる時があるの。

だから人は誰かと繋がっていたいと強く望むのかも知れないわね。

ましてや恋愛が禁止されているこの国ではなおさら人々の不安は募る一方。

    イデアの大事な人にとっては、この世界で孤独から救いだせるのは、

イデア。あ~たしかいないのよ。

イデア:私が・・・?でも、なぜだ?

マリー:だって、あ~たはその人によって孤独から救われたのでしょ?

イデア:マリー、君には分かるのか。

マリー:そうでなければ、「嘘つきイデア」が嘘をついたからといって

そんなに暗い顔はしないはずだわね。

    住む世界が違うなんて言い訳にすぎないわ。

    単純にあ~たがその人と向き合う勇気がないだけよ。

イデア:私には、やらなくてはいけない事がある。その為には・・・

マリー:やめて頂戴!!あ~た、本当に何も分かっていない。

    自分の大事な人を犠牲にしてまでやらなくてはいけない事なんて。

    それで私たちが本当に喜ぶと思って?

    

イデア:でも、もう何もかもが遅すぎる。今更どうにもならない。

マリー:この先どうなるかなんて誰にもわからないわ。

この先の未来を決めるのは、自分次第よ。

(白バラの歌挿入)

イデア:ありがとう。マリー。

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2007年3月15日 (木)

アリス ちょいと休憩

まだお話は続くんですが、ちょっと一息ついたところで

製作秘話を

世界感なんですが、『恋愛禁止の国』って設定にしてみました。

恋愛って誰しも必ず生きてる上で通る道なのに

なぜか、学校の授業でも取り扱わないし。

法律にも書いてない。

みんな知ってるのに知らないふりをしてる(?)

その辺が面白いなって思って。

近年、結婚しない人が増えているみたいで、

いわゆる独身貴族ってヤツですか。

なんで結婚しないんだろう??

一昔前にね。バブル絶頂期だった日本。

なんだか、恋愛することがステータスみたいな時代だったように思えます。イベントには必ず恋人がつきものみたいなね。

独りでいることがなんだか悪いみたいな風潮に

恋愛する事は素晴らしい事です!!みたいな。

その反動か、今は恋愛ってことに疲れちゃってるんじゃないかなって。

じゃあ、この先の未来。なんらかの理由で法律で恋愛が禁止にされたらどうなるんだろう。

それでも人は恋をしてしまうと思います。

「明日から、食事をすることを禁じる」ってなったって

お腹は減るし。

「寝ることは悪い事です!」っていわれたって

眠くはなる。

自由恋愛って事自体が最近の日本に生まれたと思うし。

昔はお見合いとかで勝手に相手を決められてしまった。

そんな中でも。(むしろそんな中だからこそ)

今 以上に情熱的な恋があったのかもしれませんよね。

逆に今は自由になったことでそれを持て余している自分がいます。

またキャラクター設定なんですが。

『アリス』は

実際に決まってた役者さんの意見を取り入れて創ったつもりです。

おいらキャラを創る時は大抵、表と裏を考えるようにしてます。

(メインキャラには)

天然なキャラがいいといってたので、素直でまっすぐな性格。

そして天然なところも入れました。

その反面。自分の想いに対して真っ直ぐな気持ち。

例え誰が否定しようとも、自分が信じたモノに対しては曲げない意志の強さを入れて創りました。

『イデア』はアリスの真逆のキャラを持ってきました。

(名前は「創造」で イデアにしました。)

表面の性格はお調子者で、嘘ばかりついている(本心を言わない)

キャラ。

でもその反面 自分の気持ちを殺し続けてある目的を達成させようとしている。

その2人を軸に周りのキャラを創っていきました。

この2人、『真逆な部分』と『共通する部分』。

両方を創ったからお互い惹かれあったのだと思います。

それに加えて。2人だけの秘密事と周りからの抑圧

人が恋に落ちる要素を入れてみました。

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2007年3月14日 (水)

アリス 第8話 裁判ジャバ

1joker_1

イデア:これより、『いかれた帽子屋 ジャバ』の裁判を行なう。

なお当法廷はハートの女王が定められた『ハートの法典』に基づき事の真偽を明らかにするもであって・・

女王:その辺はもういいから、さっさとはじめな。

イデア:はい。

 では次に『ハートの法典』の前文を女王陛下より。

女王:コホン。ええ~、

   この法典の定めるところにより

民衆は『平等』と『平和』を王室より保証されます。

マッド:聞いたか。前文、前とかわってないか?

リンダ:先週の裁判は『愛』と『自由』って言ってたのに。

 

女王:尚、法典は第1条から第300条位までの構成となっており。

マッド:おい、この前は確か20条までだったぞ。

リンダ:一気に増えすぎだろ。

それに「300条くらい」って

 いくらなんでも曖昧すぎじゃないか。

女王:この法典は民主主義に基づき、女王はそれを反映し法を改定できるものとする。

マッド:ぷっ!きいたかよ。民主主義だってさ。

リンダ:昨日と今日じゃ法律がコロっと変わっちゃうんじゃね。

   民衆の意見を反映しすぎだろ。

女王:えっと・・・・。

   次はなんだったかな・・。

ジョーカー。ちょっと法典をもってこい。

マッド:自分で全部決めた法典なのにもう忘れてるぞ・・・。

リンダ:300条くらいって時点で、

  自分が何条まで作ったのかも定かでないみたいだ。

女王:また女王は法廷においても

    最高責任者であり、

  その「いがん」と「権力」を持って

マッド:聞いたかよ。

 『イガン』だってさ。

 そりゃ『威厳』の間違えだろ?

リンダ:聞いたきいた。

   法典の執筆者はいまごろ青くなってるだろな。

   「なんで送り仮名をふっておかないの!!バラにかえるよ。」

なんて言われるぜきっと。

女王:うるさい!!お前ら。

  バラに変えるよ!!

双子:・・・・。

女王:え~~~・・・。以上、『ハートの法典』の前文とする。

マッド:今の明らかに

  「「いがん」と「権力」を持って」で終わってたぞ・・。

リンダ:漢字が難しくなってめんどくさくなって、

  勝手にしめちゃったよ・・。

イデア:一同、静粛に。ではこれより、審議にはいる。

なお、判決はハートの女王陛下が決められる。

そして法廷での検事を「リンダ」弁護人を「マッド」とする。

では証人「ビビ」前へ。

ビスケ:なんて事?弁護人「マッド」って王宮の人間じゃない?!

公爵夫人:これじゃビビが圧倒的に不利ね。

イデア:次に検事。罪状を述べなさい。

リンダ:ええっと。

 本件はラビがいかれ帽子屋のジャバに恋をしています。

  間違いありません。

これはハートの法典の第・・・

何条かの「ハート泥棒」に該当するものと考えられます。

イデア:それでは証人ビビ。今の訴訟に対しての真実を述べなさい。

ビビ:私は・・私はただ・・・。

 ジャバとは仲がいいだけで。恋とかそんなつもりは・・。

リンダ:では、ジャバを好きではないというのか?

ビビ:そういうわけではありませんが・・。

アリス:ビビ・・がんばって。

クッキ:弁護人・・なんとかビビをフォローしてくれよ。

マッド:待った。(立ち上がる)

ビスケ:立ち上がった。

公爵夫人:王宮の人間でも裁判では公平に戦うつもりね。

マッド:『異議なし』!

  (座り込む)

ビスケ&クッキ :ヲイ!!!(ツッコミ)

イデア:・・弁護人は異議のある時だけ発言をしなさい。

    では、被告人ジャバを連れてきなさい。

   ビビ、君はもう下がってよろしい。

ビビ:はい・・。

(ジャバ連れてこられる。)

イデア:帽子屋のジャバ。

  君はビビのハートを盗んだというのは本当ですか?

ジャバ:いえ・・。私はビビのハートを盗んでいません。

  私は帽子屋です。

帽子屋の名誉にかけて今日(こんにち)まで

世間にうしろめたいことなど一切やった覚えはありません。

リンダ:ウソだ。

 こいつの売っている奇抜な帽子自体がうしろめたいぞ!!

イデア:検事は本件と関係ないことを発言しないように。

マッド:帽子と一緒に『ダサいタンクトップ』も売っているぞ!

イデア:弁護人は被告人の弁護を努めるように。

    では、これより事の真偽を確かめるために

   その他の証人による証言を行なう。

女王:まちなさい。

イデア:女王陛下?

女王:もういいや。長くなりそうだから、その辺はカットして。

イデア:しかし、女王・・。

女王:大体内容はつかめたから、ここで判決を言い渡す。

イデア:まだ、証人喚問が終わっていません。

女王:ラビ。あなたはよくやったわ。ご苦労様。

でもね。もう決まっちゃったの。

だから、これ以上は証人喚問とかはいらない。

帽子屋!あなたはラビの心を盗んだ。そうでしょ?

ならばもう死刑は免れないわ。

大丈夫。「ハートの杖」であなたを美しいバラの花に変えてあげる。

永久に私の為にきれいな花を咲かせるの。

アリス:ええ!そんな?

ビスケ:ふざけてる。こんな裁判。なにもかも無茶苦茶だ!!

女王:ジョーカー!

ジョーカー:イエッサー。

女王:こいつを縛りなさい。

ジャバ:くそ。ふざけるな!!(兵士及び双子を倒す。)

アリス:すごい!!ジャバ強い。

クッキ:兵士を倒すなんて!!ジャバ。

  こんなふざけた王宮みんなやっつけて!

イデア:ジャバやめろ!

ジャバ:うるさい。女王に飼いならされたうさぎめ。

イデア:お前、自分が何をしているのか分かっているのか?

ジャバ:どうせバラにされちゃうんだろ。だったら。

  ここで戦っても問題ない。

アリス:ジャバ どんどんやっつけて。

ジャバ:任せろ!さあ、どんどんかかってこい!

女王:フフ、笑っていられるのも今のうちだよ。

お前ら、出て来いっ!!

(スペードのA、クラブのA、ハートのA、スペードのJ、ダイヤのJ)登場。

女王:兵士の中でもよりすぐりのエリート隊『フルハウス』だ。

お前達、そいつをひっとらえろ!!!

フルハウス:イエッサー!(オール)

(バトル開始)

女王:アハハ・・。いけ!「フルハウス」。

あんた達、今までよくも大きな顔をしていたね。

でも、これまでさ。「フルハウス」のコンビプレーは最強だ。

あっという間に倒してしまうだろうよ。

アハハハ~。

ねえ?そうだろう?ジョーカー?

ジョーカー:・・・女王陛下。

女王:ん?早いね。もう倒したのかい。(振り向く)

ジョーカー:全滅しました。

女王:・・・・。

(一同硬直。)

チーン。(効果音)

女王:ええい!この『ウスノロマヌケ』どもめ。

こうなったら、連携プレイ『4カード』だ!おゆき!!

ジョーカー:「ダイヤのA」が温泉旅行へ出かけて

   おり足りないでござる。

女王:温泉??温泉なんか行っている場合ではないだろ!!

なら、『3カード』でいいからおゆき!

フルハウス:イエッサー。

(ハート・スペード・クラブのA、3人攻撃)

(バトル)→帽子屋に完敗。

ジョーカー:あの男、むちゃくちゃ強いですな。

女王:くぅ~。どいつもこいつも、ならジョーカー!お前がいきな!!

ジョーカー:い、イエッサー。

ジャバ:なんでもいいから早くこい。

ジョーカー:フフ、帽子屋なかなかやるでござるな。

でも、女王陛下直系の騎士団をなめるなよ。

拙者が女王陛下から頂いた『ジョーカー』

 の称号は伊達ではござらん。

なぜ、拙者がジョーカーの称号を頂いたか。

マッド:聞いて驚くなよ!

 王宮でも『ババ抜き』されてるんだぞ!

リンダ:

トランプの兵士たちみんなにも

嫌われてるんだぞ!!

ジョーカー:うっ・・図星でござる。

  お主なかなかやるな拙者大ダメージでござる。

マッド:なんてやつだ。

   ジョーカーの一番弱いところをついてきたぞ。

リンダ:こうみえて、

  ジョーカーの心は『ガラスの少年』のように繊細なんだぞ。

卑怯モノ!!!ジョーカー負けないで!!

ジャバ:俺はまだ何もしていないぞ。。。

ジョーカー:案ずるな双子。

我輩には女王様から頂いた『不思議アイテム』があるでござる。

ジャバ:不思議アイテム?

ジョーカー:そうでござる。この『影縛りの剣』でお前を動けなくしてやるでござる。

(ジョーカー帽子屋の影を剣で刺す)

ジャバ:う、動けない・・・。

女王:よくやったよ。ジョーカー。

ジョーカー:よし、連れて行け。

兵士:イエッサー!!

(女王・兵士・ジャバ退場。)

アリス:ジャバ!!

ジョーカー:おっと逆らうつもりならお前も牢屋に入れてしまうでござる。

イデア:ジョーカー、その子は関係ないだろ。

ジョーカー:怖い顔するなよ、イデア。軽い冗談でござるよ。

アリス:待って。

イデア:いけないアリス。

アリス:イデア、ジャバはどうなっちゃうの・・。

イデア:君は・・・もう、王室には関わらない方がいい。もう帰るんだ。

アリス:イデア、お願い、ジャバを助けてあげて!

イデア:私には、できない。

アリス:そんな・・・、イデアの言う事なら、なんでも聞くんでしょ?

イデア:すまない・・・アリス。出来ないんだ。

アリス:イデアの嘘つき!!!(退場)

イデア:嘘つきか、よく言われた言葉だが、

  こんなに重い言葉だったとは。

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2007年3月13日 (火)

アリス 第7話 アリスの相談

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ジャバ:アリス、どうしたんだい。相談なんて。

アリス:実はね・・ジャバ。私・・・。

ジャバ:なんでもいってごらんよ。

   君は不安にならなくも

   王宮から僕が守るよ。

アリス:違うのジャバ・・。

私、どうしよう・・。

 絶対、絶対みんなには内緒ね。

ジャバ:いいとも!!

アリス:実はね・・。恋をしてしまったみたいなの。

ジャバ:なんですとぉぉぉ!!!

アリス:いつもその人の事を考えていてしまうの。

ジャバ:まさか・・・。

    もしかしてこの展開は

  『ジャバあなたの事が好きなの』

   って展開だ。

    ぬお!!

    アリスの事をひたすら思い続けて

    早2年と5ヶ月と6日と3時間。

    ようやく私のあつい熱意がアリスに伝わってしまった・・。

アリス:なに?ジャバ?

ジャバ:あ、いや、なんでもない・・・。

   僕に相談してきてくれて嬉しいよ。アリス。

アリス:よかった。でね。

    どうしたらいいのかなって・・・。

ジャバ:どうもこうもない。

  君はそのアツイ想いを相手に伝えればいいのだよ。

アリス:ジャバ・・・なんか話しかた変わってない?

ジャバ:僕がかい?

  あはは・・・そ、そんな事ないだろう。

  さあ、勇気を出して言ってみるんだ。

アリス:ジャバは私の味方なのね!

ジャバ:当たり前さ。

   僕はずっとアリスの味方だよ。

  だから僕を信じて言ってごらんよ。

アリス:じゃあ・・思い切って言うね。

ジャバ:ちょ、ちょ、ちょっとまった!!!

    まだ心の準備が出来てない。

    アリス。ちょっと僕に3分だけ時間をくれないか?

アリス:え?いいよ。

ジャバ:こういう時は、

    まずプロティンを飲み。

    えっと、雑誌(「週刊マッチョ」)

   どこにやったかな。

    確か今週号は

    『上手な告白の受け方500特集』だったはず・・・。

    

     お、あった。これだ。

     えっと・・ふんふん。

何々・・告白された場合。

 その後、男は抱きしめた方がいいのか?

    ぬお『次週に続く』って書いてある!

     ひっぱるな大事なところで

抱きしめるか・・・

いやあ、それは恥ずかしいでしょう。

ええい、落ち着け!

何を一人でニヤニヤしているんだ!!

落ち着くんだジャバ。

平常心を取り戻せ。

 (腕立て伏せを始める)

い~ち、に~、さん、し~・・・。

って!

なんでこんな時に、

腕立てなどをやっているんだ!!!

胸筋および上腕二頭筋を

鍛えている場合ではないだろう!!

無駄に体力を消費している場合ではない。

いいかジャバ・・

 お前なら出来る!

 そうだ。よし。

アリス待たせたね。

さあ、準備はできた、言ってごらん。

アリス:え・・う、うん。実はね・・

ジャバ:あああ!ちょっと待って。

   心臓がバクバクいってきた・・。

アリス:ジャバ、それはさっき腕立てしたからじゃない?

ジャバ:そ、そうだったけ。

    分かったよアリス。言ってごらん。

アリス:私・・・

ジャバ:わたし・・・

アリス:イデアの事が好きなの・・。

ジャバ:嬉しいよ、アリス。

    実は僕も前から、イデアの事が・・

     って、

え?イデア!?

アリス:わあ!ジャバもイデアの事が好きだったのね。

ジャバ:え・・・?

アリス:みんなさ。

    イデアは嘘つきだからやめろとか

     王宮の人間には騙されるなとか、

そうじゃないよね。

 イデアは悪い人じゃないもん!

ジャバ:僕ではないのだ・・・。

ジョーカー:いいところにいた、見つけたぞ。

ジャバ:!王宮の騎士団・・。

ジョーカー:『ハートの法典』の規律により、

     これより、恋愛の罪で捕らえる!

     なお、お前には法律の定める規定により、

      黙秘権が適応される。

ジャバ:くっ!さては舞踏会の一件もからんでいるな。

アリスには命に代えても指一本ふれさせん!!

(兵士、ジャバを取り囲む)

ジャバ:え・・?アリスじゃなくて俺?

ジョーカー:よし、連れて行け!

ジャバ:ちょっと、待って・・・俺なの??

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2007年3月12日 (月)

アリス 第6話 アリスの恋

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ジャバ:・・・というわけなのだ。

公爵夫人:それは困ったわね。あのハートの女王を怒らすなんて。

アリス:別に怒った感じはなかったけど。

ビビ:ジャバ。結局アリスの事なんじゃない?

ジャバ:何を怒っているんだいビビ?アリスの一大事だという時に。

ボクには君が理解できないよ。

公爵夫人:痴話喧嘩ならあとでやりなさい。

アゲハ(子役):あとでやりなさい。

ビスケ:でも公爵夫人困りましたね。 

公爵夫人の方からハートの女王になんとかいってやれませんか?

公爵夫人:わたくしから?う~~ん・・・。

クッキ:ダメですか?

公爵夫人:あの女王ワンマンだからねえ。

他人の意見なんて聞きやしないと思うんだけど。

アゲハ:困った。み~んなジャバのせいだ。

ジャバ:ならばボクが命に代えてでもアリスを守ります。

公爵夫人:ジャバ、バカな事を言わないで。

あなただって大事な花園の一員に代わりないのよ。

でも、ひとりだけ、あのワンマン女王が意見を聞き入れる人物がいるわ。

ビスケ:公爵夫人。まさか。でもあの男は危険すぎます。

ジャバ:その役目 ボクに任せて頂きたい!

この世にマッチョな男ほど危険な男はいないでしょう。

公爵夫人:相手が『イデア』でもかい?

ジャバ:イデア・・・。ちょっと無理かな~・・。

アゲハ:ジャバ、落ち着きなさい。

モンシロ:落ち着きなさい。

アリス:イデアだったら、大丈夫だよ。

公爵夫人:アリス、あなたイデアを知っているの?

アリス:うん!

ジャバ:アリス。君はきっとあのイデアに騙されているんだ。

    

アリス:騙す?そんなことないわ。イデアの瞳はすごくキレイだったもの!

ジャバ:おのれ~イデアめ。アリスを騙すなどとは許さん!!(退場)

ビビ:あ、ジャバ待って。(追いかけて退場)

アリス:ジャバ、ビビ

ビスケ:公爵夫人、ひきとめなくても大丈夫ですか?

公爵夫人:放っておきなさい。

アゲハ:無駄に体力が有り余っているみたいだし。

モンシロ:全く、世話が焼けるんだから。

公爵夫人:ちょっと待ってアリス。

あなた もしかしてイデアに恋をしたわけじゃないでしょうね?

アリス:恋?恋ってなに?

公爵夫人:恋・・・。なんだろう。

     知っているかい?

クッキ:文献では読んだことがあるけど。私にも経験がないものですから。

公爵夫人:ペルシアなら、恋を知っているかもしれないわね。

アゲハ:やれやれ。揃いも揃って誰も恋を知らないなんて。困った大人ですね。

モンシロ:恋を知らないなんて、アゲハ、みんなに教えてあげたら。

ビスケ:アゲハ、恋を知っているの?

アゲハ:バカにしないで